HRTとは

1971年スタートしたハワイのロコサーファー達に愛され続けるタウン＆カントリーサーフ。主力シェイパー”グレン・パング”がデザインした、様々なコンディションをカバーするボリューミーでワイドなスタンダードショートボードHRT(エイチアールティー)

HRTのポイント

アウトライン

アウトラインはワイド丸みを帯びていて”グレン・パング”の作り出すパフォーマンスボードのイメージとは違ったレトロ感漂う、スタイリッシュなアウトラインになっています。
ワイドが十分にある為テイクオフが早く、初速がつきやすいのが特徴です。
テールは広めのラウンドテールで幅広のボードでも滑らかに操作できます。

テール・ノーズロッカー

ロッカーはノーズからテールまで緩やかな曲線を描き、センターエリアは十分にフラットなゾーンが確保されている為、波にパワーの無いセクションにおいてもスピードを維持しやすく、気持ち良い走りを実感できます。
また適度にリフトしたノーズにより掘れたパワフルな波にも刺さることなく対応し、テールのリフトは抑えめではありますがラウンドテールとの組み合わせは滑らかな操作性を実現し、小波からハワイアンサイズの波でも対応できる万能さを兼ね備えています。

コンケーブ

コンケーブは幅広のアウトラインに対して深い全体的にシングルコンケーブが施されています
これによりボトムの全体の水を受ける部分が非常に増え、非常に高いスピードを生み出します。
HRTの最大の特徴とも言える、このスピード性の高さはボトムデザインにあると言えます。
テールエンドにはわずかにですがＶＥＥが施されテールに抜ける水流を分散し張り付きを抑えターンコントロールのし易さも確保されています。

レール形状

レールはノーズからテールにかけてミディアムボリュームで仕上げられ適度な反発を得られることでドライブ性が非常に高く、サイドフィンからテールエンドにはパフォーマンスボードのようなエッジが施され、面の硬い波でもグリップし高いレベルのアクションも十分に対応することができます。
このようにHRTはハイパフオーマンスとグロベラーの中間に位置しオールラウンドに使えるハイブリッドモデルと言えます。

FCS2 PERFOMER TRI

HRTはスラスターイメージで開発されている為、まずはスタンダードにトライフィンセッティングでフィンをセットすることをオススメします。
対応幅の広いこのHRTは様々なコンディションで、あらゆるレベルのサーファーがこの1本でサーフィンを楽しめるモデルとなっています。

HRT ライディング映像がYoutubeにて公開！