FISH CHRISTENSON FISHとは スピードに強いこだわりを持つクリスの真骨頂ともいえるモデル。サンディエゴ伝統のキールフィッシュを継承し、その完成度は世界中のシェイパーに影響を与えるほど高く評価されています。 異次元のスピード性能に加え、スムーズで自在なコントロール性とルースな乗り味を両立。サイズのある波はもちろん、小波でも楽しめる幅広い対応力が魅力です。 サイズ選びの目安 普段のショートボードより6インチ短めが推奨。特に日本では「5’6"」が人気で、体型を問わず扱いやすく、ショートボードからフィッシュへの入門に最適なレングスとされています。 FISHのポイント アウトライン 「SERIAL TRY」のバランスをベースに、スムーズなレールラインを意識したアウトライン。ToyJP3と同じくウイングを搭載、シリアルミックスはやや高めに設定。テールのキレに加え、レールを入れるキッカケにもなる設計です。ノーズとテールのワイド感も程よく、流れるようなサーフィンをサポートします。 ロッカー フィッシュは、全体的にローロッカーに仕上げられています。ノーズからテールまでフラット気味なデザインにより、波に乗った瞬間からスピードを生み出し、異次元の加速感を実現します。 ただし完全なフラットではなく、ノーズにはほんのりとしたリフトを残しているため、掘れた波でも引っかかりにくく、スムーズなテイクオフが可能。テール側も緩やかにカーブしていることで、ターン時の引っかかりを軽減し、キールフィン特有のドライブ感をより活かせるようになっています。 コンケーブ シングルコンケーブをベースにしたボトム形状です。ノーズ付近からテールにかけて水流を集める設計になっており、波に乗った瞬間から滑らかなスピードを生み出します。 シンプルなシングルコンケーブにより、直進性が高く、レールを入れたときのドライブ感もスムーズ。また、テール近くでわずかにVee気味に抜けることで、ターンの切り返しも軽快に行えます。 レール形状 フルボリューム寄りの柔らかいレールが特徴です。レールがしっかりしているため、直進時の安定感が高く、スピードに乗った状態でも安心してライディングできます。 一方で、レールエッジは角張っておらず、波のフェイスで自然に食い込む設計になっているため、ターンやレールワークもスムーズ。キールフィンと組み合わせることで、ドライブ感のあるラインを描きつつ、ルースで操作しやすい乗り味を実現しています。 FCS2 GABRIEL MEDINA SIGNATURE TRI Fins キールフィン特有の形状が水をしっかり捉えることで、直進性と加速感が高まり、波のフェイスを滑る際のドライブ感が格段にアップします。また、レールを入れたときの引っかかりが少なく、滑らかで軽快なターンが可能になるため、ルースで自由度の高いボード操作が楽しめます。さらに、フィンが水流を安定して集めるため、小波から中〜大波まで幅広いコンディションに対応し、シングルコンケーブやフルボリュームレールと相性が良いことで、ノーズライドやグライド感のあるクラシックなサーフィンを存分に味わえるのも特徴です。 【Christenson Surfboard Fish"FISH"