史上最強ペーストワックスがついに入荷しました！

このブログでも以前紹介したドーミネーター「史上最強ペーストワックス」がついに日本国内でも発売になりました！

ラインナップは「新しい雪用」と「古い雪用（降雪後3日以後）」、それぞれ雪温マイナス6℃以下と、マイナス6℃以上用の4種類。新しい雪用と、古い雪用は含まれるグラファイトの量が違います。ワンシーズ一種類を使うなら新しい雪用。本州で使うならマイナス6℃以上がオススメ。古い雪でも問題無く滑ります。本州でも標高高いところや、北海道ならマイナス6℃以下もオススメ。

このワックス、アメリカでは22-23シーズンに「LEGACY」シリーズとして先行発売。フッ素系ワックス研究の世界的第一人者、ドーミネーターワックスの開発を行なっている「タノス博士」渾身のワックスなんです。

日本での発売前に22-23シーズン、パンクドスラロームやボーダークロスといったスピード系競技に出場している選手数名のボードでテスト使用させていただきました。

結果、以前のブログでも書いたように、バンクドスラロームの大会では各地で好成績を納め、ボーダークロスのプロサーキットでも優勝、SAJの全日本選手権でも優勝、海外の大会でも好成績！とにかく滑ります。

実はこのペーストワックス、先行発売されたアメリカでは、パイプやボーダークロスのワールドカップでも使用され、好成績を収めているワックスなんです（ワールドカップでもホットワックスではなく、ペーストワックスの時代なんです）。

22-23シーズンで発見した、このワックスでの大会必勝パターンは、ベースに同じシリーズの固形ワックスをホットワックス。冷やしたらスクレーピングしてブラシで仕上げ、その上にこのペーストワックスを薄く塗って一晩おいてから、ブラシで仕上げ。手間はかかるけど絶対的に滑ります。

こちらもドーミネーターワックスの新しいシリーズ。もちろん、これ単体でも抜群の滑走性を約束します。設定温度帯はペーストシリーズと同じです。

「大会なんてでないし、このワックス高くない？」なんて人も、ここから先に書く使用方法を是非読んで下さい！フリーランでこれだけボードが良く滑ると楽しさ倍増です。

このペーストワックス、薄くのばして塗れるので、一缶でボード50本分近く塗れちゃうんです（一回あたり300円くらい？）

滑ったらボードケースやソールカバーにしまう前に、このペーストワックスを薄く塗って、次に滑りに行くまで放置。エッジの錆も防げるし、次回滑る前にブラシしてあげれば、抜群の滑走性を約束してくれます。この方法は絶対にオススメ！一缶でワンシーズン使えちゃうし、一回のワックス代は固形をホットワックスするより、はるかにお得！

滑走性を長持ちさせるには、固めのベースワックスを入れておくことをオススメします。

ドーミネーターワックスで1番硬いワックスPSYCHO。「マイナス14度以下」という設定ですが、ベースワックスの最後に入れておくと、雪温に関係なく抵抗の多い雪で素晴らしい滑走性を発揮します。オールドスノー用とニュースノー用があります。

とにかく滑ります。もし滑らなかったら‥‥？

もう一度、ソールが光るまでしっかりとブラシをかけて下さい。絶対に滑ります。約束します！